京都歴史探訪　山科編

いつもお世話になっております。京都支店です。
今日は私が住んでいる町の氏神様についてご紹介します。

「三之宮神社」と言いまして、京都市山科区のほぼ中央に位置するところにある神社なのですが、創建がものすごく古い神社です。平安時代の初期と言われていますので、本当なら約千年以上前にまでさかのぼります。

もともと山科一帯は「山科郷」と呼ばれ、7つの郷がありました。（＝山科七郷）その総鎮守がこの三之宮神社でした。（ちなみに今も七郷の地名はすべて残っており、区民に親しまれております。）

現在も山科七郷の氏神様の一つとして地域住民から厚く信仰され、毎年10月の第3日曜日には、「山科三之宮神輿巡幸」が執り行われます。写真はその神輿巡幸の様子です。

私も毎年担がせてもらっていますが、神輿特有の「ねり」や「差し上げ」が各所で多く行われ、担ぎ手としてはかなりハードな巡幸です。
最近は神輿ブームなのか、地元だけでなく神輿好きの担ぎ手が他地域からも多く集まり、たいへんにぎやかなお祭りとなっています。

山科に来られたらぜひお立ちよりください。