ブログ

お茶の呼ばれ方

社員ブログ

いつもお世話になります。舞鶴営業所です。

どんどん夏に近づき暑さが本格的になってきていますので熱中症にはご注意ください。

いつも紅茶や緑茶の事に関して書いていますが、今回は「お茶」の呼ばれ方について書こうと思います。

世界的にみて「お茶」の呼び名は、大まかに「チャ」に由来するものと「テー」の由来の大二種類に分けられています。

これは伝わってきたルートによって変わって、「茶(チャ)」を意味する言葉は広東語系の「チャ」から、「テー」を意味する言葉は福建語系がルーツになります。

広東語系の「チャ」は陸路でチベットやインド、中東のトルコや、モンゴルなどにも伝わっています。
日本は貿易や交流のあった中国の影響もあり、広東語系の「チャ」に分類されます。

一方の「テー」は貿易とともに海路で伝わり、17世紀後半に福建からインドネシアを経由しオランダに伝わりました。その後18世紀にはお茶は広く受け入れられ、独自の文化が発展していきました。受け入れられた要因は、ヨーロッパでは生水が飲める地域が少ないためという事情があり、保存のきくワインなどのアルコール飲料に頼っていました。ですが飲みすぎで酔っぱらうことによる労働力の低下が懸念されていたところ、その問題の解決に繋がる茶がもたらされて後々に一般にも広がっていきました。

どちらも色々な経緯や歴史を経て今のような呼ばれ方をしています。